2LDK4人暮らし

2LDKで3歳&0歳姉妹2人と4人暮らし中。早期リタイアに向けて株取引を始めました。

皇妃エリザベート


名香智子さん本です。

好きな作家さんが好きな歴史人物描いてくれると嬉しいですよね


エリザベートといえば流浪の王妃、自由と芸術を愛する絶世の美女。

ずっと気になっていたのが、王妃なのに、流浪の旅なんかに出てていいの?っていう疑問。

いいわけはないですよね。

シシィ(エリザベート)も紆余曲折を経て流浪の王妃となってしまったようです。

愛する夫からの緑の特別列車に乗って。


16歳のときに姉のお見合い現場で皇帝に見初められてしまったシシィは、泣く泣くハプスブルクにお嫁入り。

愛があればなんとかなるわ、と夢見る乙女は、今も昔も変わらない嫁姑戦争の犠牲となるのです。。。

いつの時代も、男はママンには頭があがらないのです。

とっても優しくて愛情深い夫フランツ・ヨーゼフも、女の戦いには恐ろしくて関われないぜ!とばかりに、戦争と政治に大忙し。

宮廷のしきたりになじめず、どんどん孤立し、病んでいくシシィ。

そして病気になり、転地療養にと南へ旅行したときから、彼女の逃避行が始まった。


とてもとても気持ちがわかります。

自分を愛してくれ、守ってくれると信じていた夫は自分を守ってくれない。

一挙手一投足を口うるさく注意される。

習慣の違いを罵倒される。

口さがなく中傷され、自由な時間を奪われ、自分の生んだ子どもすらも奪われる。

そして一度宮廷を離れてしまった彼女が、二度と戻りたくない、と考えるのも、仕方のないことのように思えます。


一目ぼれ、美貌、宮廷、愛と自由、旅、、、

魅力的なお話の要素がこれだけ詰まっているのに、

それが全て実際にいた人たちの本当に起こった出来事だっていうことが

悲しいことですね。


自国の王妃様がこんな感じだとちと大変だ。